福井大学のデータサイエンス教育と研究に関するFDシンポジウムを開催

12月9日、福井大学データ科学・AI教育研究センターはデータサイエンス教育と研究をテーマに、FDシンポジウムを対面とオンラインのハイブリッド形式で開催し、数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム北信越ブロックの会員校を中心に66名が参加しました。

本学教育学部の松本智恵子准教授が、教育について「福井大学における数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)の内容と課題」を演題に、本学リテラシーレベル認定教育プログラム「データサイエンス実践基礎力育成プログラム」の概要、授業担当教員の立場から教材作成で工夫したポイント等について講演しました。

 本学工学部の木村欣司准教授が、研究について「離散可積分系からデータサイエンスへ -データサイエンスのための数値線形代数ライブラリの開発について-」を演題に、逆問題の解法のうち特にLSMR法(Least Square Minimum-Residual method)に焦点を当てて、離散可積分系由来の計算法に基づいて逆問題の解法を改良する手法について講演しました。

 今後も数理・データサイエンス・AIに関する教育研究の推進のためのFDを開催する予定です。

 

研究者情報はこちら

教育・人文社会系部門 教員養成領域 理数教育講座 松本智恵子 准教授

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/4/0000341/profile.html

工学系部門 工学領域 電気・電子工学講座 木村欣司 准教授

https://r-info.ad.u-fukui.ac.jp/Profiles/26/0002520/profile.html